マンション購入記その2
前回までのあらすじ
「マンション売ったら住むとこ無くなった」
そんなワケで結婚も控えてるし家、どーすっかなぁ、って事になったんだよね。
とりあえず婚約者(現カミさん)に相談してみると、「とりあえずこのままアパートでいいんじゃない?そのうち住みたい物件に巡り合うかもしれないし」というか100点満点の答えが返ってきました。
そんなワケでしばらくアパート暮らしをしていた際にポストに新築マンションのチラシが入ってた。
見てみるとここも職場にほど近い建設中のマンションのチラシだった。
このマンションが建設中である事は近くをよく通るので知っていたがとっくに完売してると思ってた。
まだモデルルームもやってるって事で早速出向いた。
モデルルームのある建物に入るとまずは完成予定の模型がドーンと置いてあり、なにやら入念なアンケートが始まった。
こういうモデルルームとか来たことないので俺としては「ちょっくら見せてな」ってな感じで見学だけするつもりだったんだけど、流石に冷やかしとか相手にしてる場合じゃないんだろうなぁって感心したものです。
かなりの個人情報を提供してようやくモデルルームにご案内。
モデルルームは4LDKのこのマンションで1番良さげな部屋が再現されており、家具や家電がビシっと揃っててシャレオツでした。
「なんか壁紙の色が所々変わって良い感じですねぇ」
「そちらはオプションとなっております」
「この壁のタイルとかカッコいいですねぇ」
「そちらもオプションになっております」
「玄関にこの鏡があると便利なんですよねぇ」
「そちらもオプションになっております」
「ここの部屋が引き戸になってるの使いやすそう」
「そちらもオプションになっております」
「洗面所のこの棚はタオルとか置くのに良さそう」
「そちらの扉はオプションになっております」
「この和室の畳が正方形でお洒落だなぁ」
「そちらも、、、、、」
もぉ〜え〜わいwwwww!
こんな素の原型とどめてない部屋見てもよう分からんわw
「部屋はもういいから図面見ながら話そうか」
「こちらはどうぞ」
とりあえず現在空いている部屋と申し込み状況を聞かないと話にならない。
すると、予想に反して安い部屋から売れていくらいし。
てっきり良い部屋から売れていくものなのかと思ってたわ。
そして申し込み状況とかその辺は申し込んでもらわないと伝えられないっていうなんだか曖昧な返答をもらったので、こっちもまだ買うかどうか分からないのに申し込みなんかできないってんでこの日は退散しました。
つづく