マンション購入記 その１

もう5年前になるが、今住んでるマンションを購入した時の話です。

独身時代に俺が住んでいたのはなくなった母親が残してくれた２ＬＤＫのマンション。

築１０年くらいで最上階の角部屋の８０平米くらいあったので、そりゃもう一人暮らしには快適でした。

俺は結婚してからもそのままそこに住むつもりでいたのだが、実はこのマンション、名義は姉と俺の共同名義。

母親が亡くなった時に唯一の財産と言えるのがこのマンションのみだったので姉と俺とで共同名義で相続しました。

でもすでに姉は家庭を持っていて県外に住んでいたので「あんたそこに住んでていいよ、そのかわり管理費、修繕費、固定資産税とかよろしくね〜」って感じで俺としても「はいよー」ってなノリで住んでたんだけど、、、。

姉の息子と娘がダブル受験とかでお金がいるので「マンション売ってそのお金を折半しよう」って言い出した。

まぁ、共同名義なんだから断る理由も権利もないので急いで売却に向けて動き出した。

通常マンションとか売る場は大きく分けて二択になる。

１.不動産会社に依頼して買い手を探す。

２.不動産会社に直接買い取ってもらう。

１.の方が高く売れるが時間がかかる。

２.は、すぐに売れるけど買取額は安くなる。

俺としてはなるべく高く買い取ってもらいたいので１.を推したんだけど、すぐに現金が欲しい姉は２.を望んでる。

第３の選択肢としては評価額の半額を俺が姉に支払ってマンションの名義を俺1人にしてそのまま住むか売るかはそのあと決める。

この第３の選択肢については姉の希望額がかなり大きかったので流石に無理なので結局は２.の不動産会社に直接買い取ってもらう事になりました。

結果ある程度予想していた感じの金額で買い取ってもらえる事になったのでそれを姉と折半して俺はとり急ぎ職場近くにアパートを借りて今後の方針を決めるのであった。

つづく